【カウンセリング②】開咬(オープンバイト)と叢生——アンカースクリュー導入の理由
公開日: 2025年10月25日
前回の記事で触れたとおり、私はめんどくさがりで1院で決めてしまったことを後悔しています。今回は、実際に診断された「開咬(オープンバイト)」と「叢生(歯のガタガタ)」、そして治療方針として勧められたアンカースクリューについて、わかりやすくまとめます。
開咬(オープンバイト)とは?――私の実体験

私は前歯で噛み切れない「開咬」です。麺類は柔らかいので切れますが、サンドイッチのレタスやトマトの皮は噛み切れず、パンだけ残ってしまうことがよくありました。
開咬がもたらす問題
- 前歯で噛めないため、奥歯に噛む力(圧)が集中する
- 奥歯が痛くなるリスクがある
- 噛み合わせの悪さは長期的に歯の寿命に影響する可能性がある(※担当医の説明)
担当医によると、80歳で20本以上の歯を維持する「8020運動」の観点からも、開咬がある場合は将来的に不利だと言われました(医院での説明に基づくものです)。
叢生(歯のガタガタ)について

私の場合、上の前から2番目の歯が並ぶスペースが足りず、奥に引っ込んでいました。治療計画は、上の親知らずを抜歯して奥歯を前方へ移動させ、できたスペースに前歯を並べるという方針です。
アンカースクリューとは?――導入を勧められた理由

アンカースクリューは、小さなネジのような矯正用インプラントです。歯茎や上顎の骨に固定して、そこを支点に歯を移動させるために使います。素材はチタンが一般的で、金属アレルギーの心配はほとんどないと説明されました(ただし個人差があります)。
治療での使われ方(私のケース)
私の医院では、上の左右7番(頬側)にアンカースクリューを入れると説明されました。(後に問題発覚…。)費用は1本あたり税込33,000円、2本で税込66,000円とのこと。
導入に迷った理由と結論
正直、高額だし「歯茎にネジを入れる」のは怖くて避けたかったです。しかし、担当医からは「アンカースクリューを使うと治療が早く終わる」と強調され、最終的には導入を承諾しました。
現在(矯正開始から1ヶ月)は、まだ始まったばかりですが私の感想はこうです:早く終わりたいから導入は正解だった。理由は単純で、治療中の不便さがかなりあるため、短期間で終わるメリットが大きいからです。詳細な感想は後日まとめます。
治療期間の目安
担当医の見立てでは、上記の治療(開咬・叢生の改善)にかかる期間はおおよそ1年程度とのことでした。実際の期間は個人差や進行度によります。
次回予告
次の記事では、マウスピースが出来上がるまでの流れ、親知らずの抜歯、アタッチメント装着、歯を少し削る(IPR)作業など、具体的な処置についてレポします。お楽しみに。
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