マウスピースのメーカー
マウスピース矯正といえば、真っ先に思い浮かぶのはインビザライン。
私も例に漏れず「当然インビザラインだろう」と思っていました。
カウンセリングを受けた部屋にも、インビザラインの盾が飾られており、その気満々で契約書を読み進めていたのですが…
契約書の中に気になる一文を発見。
「マウスピースの種類は医院が選択します」
とはいえ、「どうせインビザラインでしょ」と軽く考えていた私。
しかし、完成したマウスピースを見てみると『エンジェルアライナー』という文字が。
……え?聞いたことない。
ということで、さっそく調べてみました。
インビザラインとエンジェルアライナーの比較
| 項目 | インビザライン | エンジェルアライナー |
|---|---|---|
| アタッチメント | 主に犬歯より奥に設置される。動きに制限が出る場合あり。 | 歯列全体に自由に配置可能で、複雑な歯の移動にも対応しやすい。 |
| 治療期間 | 歯の移動幅が小さい分、期間が長くなる傾向。 | 移動幅が大きく、期間を短縮できる場合もある。 |
| 製造国 | アメリカ(アライン・テクノロジー社) | 中国(エンジェルアラインテクノロジー社) |
| 特徴 | 精密なデジタルシミュレーションと世界的シェア | アジア人の歯列に合わせた設計。「エンジェルボタン」や「デュアルアライナー」など独自構造。 |
エンジェルアライナーはアジア圏での導入が進んでおり、アジア人の歯並びに適しているとのこと。
ただし、どのメーカーが良いかは結局医師の設計力・経験次第です。
正直、こういったメーカー選択の説明は事前にしてほしかったなと感じました。
改めて言います——カウンセリングは最低3ヶ所行くべきです。
マウスピースの枚数と通院ペース
私の医院では、出来上がったマウスピースをすべて渡してもらいました。
なんと全50枚!
1週間ごとの交換なので、50枚×1週間=約350日(約1年)です。
進み方に合わせて追加のアライナーを作る場合も、追加費用はかかりません。
他院では1ヶ月ごとに通院するところが多い印象ですが、私の医院は次回予約が4ヶ月後でした。
毎月通うのも面倒だけど、4ヶ月空くのも不安になりますよね(笑)
ゴムかけとアプリのサポート
ゴムかけの練習は病院で一度だけ。その後すぐ忘れてしまいました…。
しかし、エンジェルアライナーには便利なアプリ「OrthoComm」があります。
- 医院とのチャット機能あり
- 治療中の歯の写真データを共有可能
私もアプリを通じてスタッフさんに質問し、無事に解決できました。
ただし、スタッフの理解度には個人差があるため、不安な場合は電話や再診をおすすめします。
まとめ:メーカー選びも情報の一つ
- 医院によって扱うマウスピースメーカーが異なる
- 説明がない場合は、契約前に必ず確認を
- どのメーカーでも、医師の経験・技術が最重要


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